顎関節症について
皆さんこんにちは、名駅、名古屋駅の歯科医院・歯医者の鈴木デンタルクリニックです。
顎関節症って聞かれた事があるかとは思いますが、今回は顎関節症についてお話ししますね。
まず簡単にですが、顎関節の構造と動きですが、顎関節は耳の穴の前にある顎の関節部を指し、
上顎は頭蓋に固定されていて、下顎が運動することによりお口が開いたり閉じたりします。
この時、下顎の関節部にあたる下顎頭は開口時は前方に動きながら、閉口時はスライドしながら
元の関節窩に収まります。 下顎と上顎の関節の間には関節円板と呼ばれる軟骨のような組織が
あり、下顎頭と一緒に動きながら顎の動きをスムーズにしてクッションの様な役割をしています。
顎関節症は顎関節や周囲組織の開閉口時の痛み、顎の雑音、お口が開かないなどを
主症状とした病気の事を言います。
顎関節症は原因や症状別に分類されていて、顎を開閉させる筋肉が原因のもの、関節円板や
周囲靭帯が原因のもの、関節円板自体のずれが原因のもの、下顎頭などの骨変形などが原因のもの、
外傷、事故などが原因のもの、虫歯や歯周病などで多数の歯がなくなり、かみ合わせが悪く不安定
などが原因のもの、などがあります。
お口が開けたり閉じたりすると痛い、お口が開けずらい、カクカクと音がする、など顎関節症様
症状を感じる方はお気軽にご相談ください。
次の機会は顎関節症の治療法についてお話ししたいと思いますね。