虫歯予防のPMTC・歯のクリーニング
- ● こんな症状でお悩みではありませんか?
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- 歯ぐきの腫れ、出血が気になる(歯肉炎・歯周病)
- 歯ぐきが下がった、歯がぐらつく(歯槽膿漏・歯周病)
- 歯がザラつく(歯石)
- 歯の表面に白い斑点がある(初期むし歯)
- 遺伝的にむし歯になりやすい、治してもすぐに同じ歯がむし歯になる(むし歯)
予防歯科・PMTCとは?
スイスでは小学生の過半数がむし歯ゼロで卒業するそうです。欧米人は日本人の3倍甘いものを食べているはずなのに、むし歯の数は1/3しかありません。さてなぜでしょうか?- Q. 遺伝子や体質が違うから?
- 主な原因ではありません。例えば戦後のフィンランドは日本よりもむし歯大国でしたが、今ではむし歯の少ない国として有名になりました。スウェーデンも以前は日本の5倍もむし歯の本数が多かったと言われています。
- Q. 歯磨きの回数が違うから?
- 大差はありません。今では日本人もアメリカ人同様70%以上の方が1日2回以上の歯磨きをしています。ですがアメリカの方が一人平均残存歯数において4本以上も多くなっています。
- Q. 歯医者さんの技術力が違うから?
- いいえ、国レベルで見れば日本の歯科医師の技術は世界でもトップクラスです。ですが、患者様の通院頻度とその診療内容に違いがみられます。年間の歯科受診率は日本が約40%、アメリカが約70%です。さらに日本ではほとんどの人が歯が痛んだ時などだけに通院しますが、アメリカでは9割近くが予防のためのメインテナンスで歯科医院を訪れているのです。
- ● 食習慣を変える
- 糖類を含む食べ物・飲み物をとる頻度を減らしましょう。ダラダラ食べや間食(ジュースや栄養ドリンク、ミルク製品などの飲み物を含む)がむし歯のリスクを高めます。「唾液のむし歯予防作用>糖類によるむし歯の促進作用」の力関係を保つことが大切です。特に寝ている間は唾液が減るため、夜食後に歯を磨かず寝ることは禁物です。
- ● 食後に正しいセルフケアをする
- フッ素入りの歯磨き粉を使って正しくブラッシングしましょう。フッ素は溶け出した歯を修復するのを手伝ってくれます。また、磨き残しが多くなりがちな歯と歯の間をフロスや歯間ブラシで磨きましょう。日本人とアメリカ人の間にはその使用に2倍弱の差があります。
- ● 定期的に歯科医院でプロがメインテナンスする
- 理想は毎月1回、最低でも3ヶ月に1回はプロによる歯の掃除(PMTC=Professional Mechanical Tooth Cleaning)や歯石除去(スケーリング)、定期検診などのメインテナンスをしてもらいましょう。自分では磨き残しやすい箇所や磨きにくい箇所を重点的にケアしてもらい、掃除後にフッ素で歯質を強化してもらうことができます。生涯に渡ってプロと一緒に継続的な歯のお手入れをすることで、「予防の父」アクセルソン博士による30年以上の臨床研究によると、97.7%の歯を守ることができると言われています。
PMTC(プロによる歯のクリーニング) | スケーリング(歯石除去) | |
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▲ポリブラシなどで清掃 |
▲フッ素で歯質強化 |
▲ 歯石の除去 |
治療中心のケアと予防中心のケアの違い
- 治療中心
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- むし歯や歯周病で歯がしみる、痛む、口臭が気になる
- 歯が気になり食事が美味しくなくなる
- 歯科医院で歯を削ったり抜いたりする治療が必要なため痛い想いや怖い想いをする
- 銀歯や黄ばみが多くせっかくの笑顔が台無し
- 再発を繰り返して最終的には自分の歯をほとんど失う
- 生活習慣病やガンになりやすくなる
- 生涯の医療費が高くなる
- 予防中心
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- むし歯や歯周病で悩まされることがほとんど無い
- 歯が丈夫なため、いつまでも食事を美味しく感じられ、食べる楽しみ・幸せを味わえる
- 歯科医院でのPMTCで歯がツルツルになり、着色も落ち、口の中が爽やかで気持ちがよい
- 白く綺麗な歯が笑顔を引き立たせ、明るさや若さ、清潔感のある印象をプラスしてくれる
- 最後まで自分の歯を維持できる
- 病気になりくく、平均寿命も延びる
- 生涯の医療費が安くなる
当院の特長
予防歯科は「継続」がポイント。 名駅すぐで通いやすいから、きちんと続けられる。
歯ブラシだけではどうしても磨き残しが出てくるため、できれば毎月1回、最低でもフッ素の効果を維持出来る3ヶ月に1回ご来院頂き、専用器機を使って歯の隅々をお掃除し、仕上げにフッ素でむし歯になりにくくすることが大切です。 そしてこれらはどれも患者様のご協力が必要ですし、長期的に継続して頂く必要があるため、歯科医院が通いやすい立地であることも、実はかなり大きなポイントとなってきます。