肝疾患と歯科治療
皆さんこんにちは、名駅、名古屋駅の歯医者・歯科医院の鈴木デンタルクリニックです。
今回は肝臓疾患と歯科治療の関係について簡単にお話ししたいかと思います。
肝疾患といってもいろいろありますが、食べ物などによる一過性の肝炎、肝疾患などで
完治している場合は特に問題ありませんが、B型・C型肝炎などのウイルス性肝炎では
感染予防、防止からも適切な申告は必要となります。
肝不全、肝硬変など症状が進行すると肝臓にて作られる凝固因子の減少と脾臓機能亢進による
血小板が減少してくるため出血しやすくなります、そのため抜歯、インプラントなどの外科処置の際
充分に気をつけないといけません。 他にも肝臓への影響が少ない投薬法であったり、
免疫力低下による易感染性や傷口の治癒が遅れるといった事も考えられるので、注意が必要となります。
肝疾患で通院治療、投薬・注射治療をうけられている方や、過去に肝疾患と言われた方で歯科治療を
受けられる場合は、あらかじめ歯科医院で歯医者さんに現在の病状、治療内容、投薬内容を
伝えていただく事をお勧めします。